かた‐くま【肩くま】
《「かたこま(肩駒)」の音変化という》「肩車1」に同じ。「—にのせたる娘も」〈浮・一代男・八〉
かたくら‐かねたろう【片倉兼太郎】
[1850〜1917]事業家。長野の生まれ。製糸業を始め、明治28年(1895)片倉組を設立し、片倉財閥の基礎を築いた。
かた‐くり【片栗】
1 ユリ科の多年草。山地の林に生え、高さ約15センチ。葉は楕円形で、表面に紫色の斑紋がある。早春、花茎の頂に紫色の花を下向きに1個つけ、花びらは6枚あり、先が反り返る。鱗茎(りんけい)は良質ので...
かたくり‐こ【片栗粉】
カタクリの地下茎から作られる白色のでんぷん。料理や菓子材料などに用いる。現在、多くはジャガイモのでんぷんで代用。
かた‐くるし・い【堅苦しい】
[形][文]かたくる・し[シク]気楽なところがなくて窮屈である。かたっくるしい。「—・いあいさつは抜きにする」「—・い本」 [派生]かたくるしげ[形動]かたくるしさ[名]
かた‐くろし・い【堅くろしい】
[形][文]かたくろ・し[シク]「堅苦しい」に同じ。「まあ其様に—・く挨拶には及ばぬわ」〈露伴・いさなとり〉
かた・ぐ【傾ぐ】
[動ガ四]かたむく。かたよる。「杉の木末に月—・ぐなり/利牛」〈炭俵〉 [動ガ下二]「かた(傾)げる」の文語形。
かた・ぐ【担ぐ】
[動ガ下二]「かた(担)げる」の文語形。
かた‐ぐるし【片苦し】
[形動ナリ]片思いでせつない気持ちになるさま。「榊葉(さかきば)の常磐堅磐(ときはかきは)に木綿四手(ゆふしで)や—なる目な見せそ神」〈かげろふ・上〉
かた‐ぐるま【肩車】
1 人を肩や首の辺りにまたがらせて担ぐこと。 2 柔道で、相手を肩にのせ、担いで自分の前方へ投げる技。