かち‐ぬ・く【勝(ち)抜く】
[動カ五(四)] 1 次々に相手を破って、勝ち進む。「—・いて優勝する」 2 最後まで戦いぬいて勝つ。「苦しい戦いを—・く」
かち‐ぬの【褐布】
褐色(かちいろ)に染めた布。播磨(はりま)国飾磨(しかま)郡の特産物。
かち‐のこ・る【勝(ち)残る】
[動ラ五(四)]試合や勝負に勝って、次の戦いに残る。「激戦を—・る」
かち‐の‐やまい【𤸎の病】
「消渇(しょうかち)1」に同じ。
かち‐はしり【徒走り/歩走り】
1 乗り物を用いずに、足で走ること。「—の苦しかりしをのみなむ」〈宇津保・国譲下〉 2 徒歩でついてゆく下級の兵士。走り衆。「はかばかしき—の一人をだにも具せざりけり」〈保元・中〉
かち‐はだし【徒跣】
履物をはかないで地面を歩くこと。はだし。「ズボンを膝の上までたくし上げ、靴をぶら提げて—になっていたが」〈谷崎・細雪〉
かち‐はな・す【勝(ち)放す】
[動サ五(四)]ずっと勝ち続ける。勝ちっぱなす。「開幕以来—・す」
かち‐はんだん【価値判断】
1 ある事柄の値打ちや効用を評価すること。 2 哲学で、ある対象に対して、主観がその価値評価を言明する判断。
かち‐びと【徒人/歩人】
徒歩の人。歩いて行く人。かちんど。「この内に入り満ちたる、車、—、数知らず多かり」〈栄花・御裳着〉
かちふね‐とうひょうけん【勝(ち)舟投票券】
競艇で、勝者を予想して買い、的中すれば払戻金を得ることができる券。舟券(ふなけん)。