かっぱ
[副] 1 突然発する激しい音を表す語。「いただき給ふ鉢—と前に落ちにけり」〈伽・鉢かづき〉 2 急に倒れ伏したり、起き上がったりするさま。がばと。「今はかうとおぼえける時、—と起き」〈平家・五〉
かっぱい‐きん【闊背筋】
⇒広背筋(こうはいきん)
カッパ‐かご【カッパ籠】
大名行列などの最後に下回りの者が棒で担いでいった、雨具を納めた籠。
かっぱ‐き【河童忌】
芥川竜之介の忌日。7月24日。生前好んで河童の絵を描き、また、作品に「河童」があることによる。《季 夏》
かっ‐ぱつ【活発/活溌】
[形動][文][ナリ]元気で勢いのよいさま。行動・活動などが生き生きとして盛んなさま。「—な子供」「—な論議」「火山活動が—になる」 [派生]かっぱつさ[名]
かっぱつ‐はっち【活発発地/活溌溌地】
[形動][文][ナリ]精神・気力が充実し勢いのよいさま。活気があふれているさま。「人物は—に躍動する許(ばか)りだ」〈漱石・三四郎〉
カッパドキア【Kapadokya】
トルコ中央部の山岳地帯。紀元前15〜前12世紀にはヒッタイト王国の中心地。4〜10世紀のキリスト教洞穴教会群が散在し、内部に多くの壁画がある。1985年、「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩石遺...
河童(かっぱ)に水練(すいれん)
泳ぎの上手な河童に泳ぎを教えようとすることから、見当違いで無駄なことのたとえ。
河童(かっぱ)の川流(かわなが)れ
泳ぎのうまい河童でも、水に押し流されることがある。その道の名人でも、時には失敗することがあることのたとえ。弘法にも筆の誤り。猿も木から落ちる。
河童(かっぱ)の屁(へ)
容易で何でもないこと、取るに足りないことのたとえ。水中の屁は勢いがないところからという。屁の河童。