かな‐じゃくし【金杓子】
金属製のしゃくし。
かな‐じょ【仮名序】
仮名文で書かれた序文。古今和歌集の序が有名。→真名序(まなじょ)
かな‐じり【仮名尻】
いろは47文字の最後に書き加えた字。すなわち「京」の字。⇔仮名頭(かながしら)。
かな‐すき【鉄鋤/金鋤】
鉄製の鋤。木製のものに対していう。
かな・ず【奏づ】
[動ダ下二]「かなでる」の文語形。
かな‐ぞうし【仮名草子】
江戸初期に行われた小説類の呼称。婦人・子供向けに、平易な仮名文で書かれた、啓蒙娯楽を主としたものが多い。「恨之介(うらみのすけ)」「一休咄(いっきゅうばなし)」など、室町時代の御伽草子の伝統を受...
かなた【彼方】
《原題、(フランス)Là-bas》ユイスマンスの長編小説。1891年刊行。悪魔主義を題材としている。
か‐な‐た【彼方】
[代]遠称の指示代名詞。 1 話し手・聞き手の双方から離れた場所・方向をさす。また、現在から遠く離れた過去・未来を示す。あちら。あっち。「—の山」「忘却の—」 2 ある物に隔てられて見えない場所...
かな‐タイプ【仮名タイプ】
仮名文を打つタイプライター。仮名文字と記号のキーをもつ。
かなた‐こなた【彼方此方】
[代]遠称の指示代名詞。いろいろの場所・方向などをさす。あちらこちら。方々。「見渡す海原の—には三本檣(マスト)の大きな漁船が往来(ゆきき)して居る」〈荷風・ふらんす物語〉