か‐ぶつ【果物】
くだもの。
か‐ぶつ【貨物】
1 品物。荷物。かもつ。 2 貨幣や財産。 [補説]1の意味では、明治初期までは「かもつ」より「かぶつ」が一般的であった。
かぶつち‐の‐たち【頭椎の大刀/頭槌の大刀】
古代の大刀の一。柄頭(つかがしら)が塊状をしている大刀。かぶつちのつるぎ。くぶつちのたち。
かぶと【兜/冑/甲】
1 武将が頭部を防護するためにかぶった武具。頭を入れるところを鉢(はち)、その下に垂れて頸部(けいぶ)を覆う部分を錏(しころ)といい、鉄や革などで作る。 2 舞楽で用いる、鳥兜(とりかぶと)。 ...
かぶと‐えび【兜蝦】
背甲目カブトエビ科の甲殻類。体長2〜3センチ。甲殻は卵形で、尾部は細長く、2本の長い突起が伸び、40対(つい)以上の脚をもつ。初夏、本州中部以西の水田にみられる。くさとりむし。
かぶと‐かけ【兜掛(け)】
兜を掛けておく台。陣中用と座敷用の飾り台とがある。陣中用は、等身の柄に兜の鉢裏を支える丸板をつけ、その下に緒搦みの横手をつけたもの。これに兜をのせて、兜持ち従者が持って主将に随行した。兜立て。
かぶと‐がに【兜蟹/鱟魚】
剣尾綱カブトガニ科の節足動物の総称。カニではなく、クモ類の近縁。古生代からの現存種で、生きた化石といわれる。全長約60センチ。青黒く硬い甲をかぶり、半円状の前体、五角形状の後体および細長い剣状の...
かぶと‐がね【兜金】
太刀の柄頭(つかがしら)にかぶせる金物。
かぶと‐ぎく【兜菊】
トリカブトの別名。
かぶと‐くび【兜首】
兜をかぶった、身分のある武将の首。 [補説]書名別項。→兜首