かます【魳/魣/梭魚/梭子魚】
スズキ目カマス科の海水魚の総称。体は長紡錘形で、吻(ふん)が突出し、強い歯をもつ。本州の中部以南ではアカカマスのほか、ヤマトカマス・アオカマスを産する。全長50センチ以下で、干物にして賞味。南方...
かま・す【噛ます/咬ます/嚼ます】
[動サ五(四)] 1 歯の間に押し込んで、かむようにさせる。「猿ぐつわを—・す」 2 物と物との間にきっちりと差し込む。「楔(くさび)を—・す」 3 相手がひるむように衝撃を与える動作・言葉を加...
かま‐すえ【釜据え】
茶の湯で、水屋で釜を据えるのに用いる台。多く赤杉で作る。
かます‐ご【叺子】
関西で、イカナゴの別名。叺に入れて発送するからとも、カマスの稚魚と誤ったからともいう。
かませ‐いぬ【噛ませ犬/咬ませ犬】
闘犬で、訓練のために若い犬がかみつく相手となる犬。試合から引退した老犬などが使われる。転じて、格闘技などで、引き立て役として対戦させる弱い相手のこと。
かま・せる【噛ませる/咬ませる/嚼ませる】
[動サ下一]「か(噛)ます」に同じ。「顔に一発—・せる」
かまた【蒲田】
東京都大田区南部の地名。商業地区。大正9年(1920)から昭和11年(1936)映画撮影所があった。もと東京市の区名。
かま‐たき【罐焚き/缶焚き】
[名](スル)かまの火をたくこと。また、その人。
かまたこうしんきょく【蒲田行進曲】
つかこうへいの戯曲。映画撮影所を舞台に、3人の男女の愛を描く。昭和55年(1980)、劇団つかこうへい事務所が初演。翌昭和56年(1981)、作者本人により小説化され、第86回直木賞受賞。また昭...
かまたま‐うどん【釜玉饂飩】
ゆであげたうどんに生卵とだし醤油をかけ、それらを絡めて食べるもの。 [補説]香川県にあるうどん店から広まったといわれる。