かま‐し【釜師】
茶の湯釜の製作者のこと。室町末期に専門工が現れ、桃山時代には西村道仁(にしむらどうにん)・辻与次郎(つじよじろう)などの名工が出た。
かま‐し【嘉麻市】
⇒嘉麻
かま・し【囂し】
[形ク]やかましい。かまびすしい。 [補説]ク活用の確実な例は見いだしがたいが、連語「あなかま」の「かま」がこれの語幹とみられるところから、ク活用であったと推定される。なお、「耳かましきまでの御...
かま‐しき【釜敷(き)】
1 釜・鍋・鉄瓶などを置くとき下に敷くもの。茶道では、籐(とう)、竹などを平たく編んだものを用いる。釜置き。 2 紋所の名。輪の形を種々に組み合わせたもの。
かま‐しし【氈鹿/羚羊】
カモシカの古名。「—の老翁(をぢ)」〈皇極紀・歌謡〉
かま‐じゅうもんじ【鎌十文字】
穂先の両側に鎌状の枝のついている槍(やり)。両鎌槍。
かまじょうせっけっきゅう‐しょう【鎌状赤血球症】
⇒鎌状赤血球貧血症
かまじょうせっけっきゅう‐ひんけつしょう【鎌状赤血球貧血症】
赤血球が細長く鎌形(三日月型)に変形し、溶血しやすくなって貧血を起こす病気。遺伝性で、アフリカに多い。同遺伝子の保因者はマラリアに対する耐性をもつことで知られる。鎌状赤血球症。鎌形赤血球貧血症。
かま‐じるし【窯印】
陶磁器につける記号。共同窯で焼く際、作者や注文主を区別するために、彫りつけたり押捺したりする。手印(てじるし)。
かま‐す【叺】
1 《「蒲簀(かます)」の意。古くはガマで作った》わらむしろを二つ折りにし、縁を縫いとじた袋。穀類・塩・石炭・肥料などの貯蔵・運搬に用いる。かまけ。 2 刻みタバコなどを入れる1の形の袋。 [補...