雷(かみなり)が落(お)・ちる
目上の人に大声でどなられてしかられる。「父の—・ちる」
かみなり‐ぐも【雷雲】
⇒らいうん(雷雲)
かみなり‐ごえ【雷声】
辺りに響き渡る大きな声。「御殿もゆるぐ—」〈浄・振袖始〉
らい‐サージ【雷サージ】
雷によって電力線や通信ケーブルなどに瞬間的に高い電圧が発生し、大きな電流が流れる現象。落雷による直撃雷サージ、稲妻や雷雲の接近が間接的に誘導電流を引き起こす誘導雷サージ、地面からアースを経由して...
かみなり‐ぞく【雷族】
騒がしい音を立てて猛烈な速度でオートバイを走らせる若者の称。昭和34年(1959)ごろからの語。
かみなり‐ナウキャスト【雷ナウキャスト】
気象庁が発表する防災情報の一つ。雷が起こる可能性が高い地域の詳細な分布と1時間先までの予報を提供する。→ナウキャスト情報
雷(かみなり)に打(う)たれたよう
強い驚きや感動などを受けるさま。「—な衝撃」
かみなり‐の‐じん【雷鳴の陣】
平安時代、雷鳴のときに宮中に臨時に設けられた警固の陣。近衛大将・次将が清涼殿の孫庇(まごびさし)に伺候(しこう)し、弦打(つるう)ちして天皇を守護し、将監(しょうげん)以下も諸所を警固した。かん...
かみなり‐の‐つぼ【雷鳴の壺】
平安京内裏の襲芳舎(しほうしゃ)の異称。雷鳴のときに天皇が臨御(りんぎょ)したのでいう。かんなりのつぼ。
かみなり‐ぼし【雷干し】
シロウリを小口から螺旋(らせん)状に長く続けて切り、塩押しにして干したもの。適宜に切り三杯酢で食べる。輪の形のつながるさまが雷神の太鼓に似るところからの名という。干し瓜。《季 夏》