カレドニア【Caledonia】
英国、グレートブリテン島北部のうち、ローマ帝国の支配下になかった地域に対する古称。
カレドニア‐うんが【カレドニア運河】
英国スコットランド北部の地峡部を貫く運河。北海と大西洋とを結ぶ。ネス湖など湖沼部を含めて長さ約97キロ。
カレドニア‐ぞうざんうんどう【カレドニア造山運動】
古生代の前半に起こった世界的な造山運動。スコットランドからノルウェーにかけての地域、および北アメリカのアパラチア山脈北部の地域が主。
かれ‐な‐で【離れなで】
[連語]《動詞「か(離)る」(下二)の連用形+完了の助動詞「ぬ」の未然形+打消しの接続助詞「で」》離れてしまわないで。とだえてしまわないで。「橘の花の宿とふほととぎす—今も昔恋ふなり」〈新千載・夏〉
かれ‐の【枯れ野】
1 草木の枯れはてた野。冬枯れの野原。《季 冬》「遠山に日の当りたる—かな/虚子」 2 襲(かさね)の色目の名。表は黄、裏は薄青または白。冬に用いる。かれのがさね。
かれ‐のこ・る【枯れ残る】
[動ラ五(四)]他の草木が枯れたのに、それだけが枯れずに残る。「—・っている野菊」
かれのしょう【枯野抄】
芥川竜之介の短編小説。大正7年(1918)10月、雑誌「新小説」に発表。松尾芭蕉の臨終に集った弟子たちの心中を描く。
かれのせんぼう【彼の羨望】
武者小路実篤の小説。昭和23年(1948)「小説新潮」7月号に掲載。「山谷(さんや)もの」の第1作。
かれ‐は【枯れ葉】
枯れた木の葉や草の葉。《季 冬》「夕照にひらつく磯の—かな/去来」
かれは‐が【枯葉蛾】
1 鱗翅(りんし)目カレハガ科のガ。翅(はね)の開張5〜6センチ。翅は茶褐色で、前翅の外縁にぎざぎざがあり、枯れ葉に似る。幼虫は桃・梅・柳などの葉を食害。 2 カレハガ科のガの総称。翅の形や色が...