かん‐め【貫目】
1 「貫(かん)1」に同じ。「体重が一五—になる」 2 物の重さ。目方。「小包の—を量る」 3 身に備わった威厳。貫禄。「芸者の位も上り—もついた」〈荷風・腕くらべ〉
かんめ‐あらためしょ【貫目改所】
江戸幕府が、街道往来の荷物の重量を検査するためにおいた役所。東海道の品川・駿府(すんぷ)・草津、中山道の板橋・洗馬(せば)などに設置。
かん‐めい【官名】
官職の名称。かんみょう。
かん‐めい【官命】
政府の命令。官庁の命令。
かん‐めい【感銘/肝銘】
[名](スル)忘れられないほど深く感じること。心に深く刻みつけて忘れないこと。「深い—を受ける」「お話にいたく—しました」
かん‐めい【漢名】
動植物などの、中国での名称。からな。かんみょう。
かん‐めい【簡明】
[名・形動]簡単ではっきりしていること。また、そのさま。簡単明瞭(めいりょう)。「—な文章」「要点を—に述べる」 [派生]かんめいさ[名]
かんめ‐づつ【貫目筒】
嘉永年間(1848〜1854)日本で鋳造された円筒形の火砲。弾丸の重量によって百目玉筒・五貫目玉筒などといった。
かん◦めり
[連語]《形容詞、および形容詞型活用語の連体形活用語尾「かる」に推量の助動詞「めり」の付いた「かるめり」の音変化》「かめり」に同じ。「うそぶかせ給ふこと、しげ—◦めりしかば」〈かげろふ・下〉
かん‐めん【乾麺】
干した麺類。うどん・ひやむぎ・そうめんなどを干したもの。ゆでて用いる。