ず‐さん【杜撰】
[名・形動]《「杜」は宋の杜黙(ともく)のこと、「撰」は詩文を作ること。杜黙の詩が定形詩の規則にほとんど合っていなかったという「野客叢書」の故事から。「ずざん」とも》 1 詩や文章に、典拠の確か...
すずし・い【涼しい】
[形][文]すず・し[シク] 1 温度や湿度が程よくて気持ちがいい。さわやかだ。「—・い木陰」《季 夏》「此あたり目に見ゆる物はみな—・し/芭蕉」 2 少し冷たくてひやりとする。「めっきり—・く...
わき【湧き/涌き】
1 現れ出ること。「今年はハゼの—がいい」 2 魚群が押し寄せて、海面が泡立ち白くなること。
まあ
[副] 1 とりあえずするように勧めるさま。何はともあれ。まず。「話はあとにして、—一杯どうぞ」「—お掛けください」 2 結果に自信を持てないが、一応してみるさま。とにかく。「ちょっと厄介だが...
まんべん‐な・い【満遍ない/万遍ない】
[形][文]まんべんな・し[ク]行き渡らないところがない。すべてに等しく行き渡っている。くまない。「各学科とも—・く成績がいい」「—・く調べる」
麻姑(まこ)を倩(やと)うて痒(かゆ)きを掻(か)く
《麻姑にかゆい所をかいてもらうと、気持ちがいいことから》物事が思いのままになること、また、思いどおりに事が運ぶことのたとえ。麻姑掻痒(そうよう)。
み‐いり【実入り】
1 穀物などが実を結ぶこと。また、その実のはいりぐあい。「今年の稲は—がいい」 2 収入。もうけ。「—の多い商売」
へん‐じ【返事/返辞】
[名](スル) 1 呼びかけに対して答える言葉。答え。返答。「大きな声で—する」 2 返答の手紙。返信。返書。「諾否の—が届く」 [用法]返事・返答——「速やかに誠意のある返事(返答)を期待する...
み‐のり【実り/稔り】
1 草木や穀物などが実を結ぶこと。「—の秋」「稲の—がいい」 2 努力してよい結果を得ること。成果。「—ある研究」
み‐の‐ほど【身の程】
自分の身分や能力などの程度。分際(ぶんざい)。「少しは—をわきまえたほうがいい」