ぬ◦らし
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の終止形+推量の助動詞「らし」》…たにちがいない。…たらしい。「ぬばたまの夜はふけ—◦らし玉くしげ二上山(ふたがみやま)に月傾(かたぶ)きぬ」〈万・三九五五〉
のとろ‐こ【能取湖】
北海道北東部にある潟(せき)湖。オホーツク海とは砂州で区切られている。湖畔にアッケシソウの群落がある。富栄養湖でアサリ・ホタテガイなどの養殖漁業が行われている。周囲33キロメートル、面積約59平...
張(は)り合(あ)いが抜(ぬ)・ける
張り合う相手や目標を失って意欲がなくなる。「強敵がいなくなって—・ける」
浜(はま)の真砂(まさご)は尽(つ)きるとも世(よ)に盗人(ぬすびと)の種(たね)は尽(つ)きまじ
海辺に無数にある砂がなくなっても、世の中に泥棒がいなくなることはないであろう。石川五右衛門の辞世と伝えられる歌で、初句は「石川や」。
あおう‐こうみょうじ【粟生光明寺】
京都府長岡京市粟生にある西山派浄土宗の本山。山号は報国山、院号は念仏三昧院。建久9年(1198)、法然を請(しょう)じて開山とし、熊谷直実(くまがいなおざね)が創建。法然の廟所(びょうしょ)。光明寺。