がん‐ぎ【雁木】
1 空を飛ぶ雁(がん)の列のようなぎざぎざの形や模様。 2 雪の多い地方で、雪よけのために家々の軒から庇(ひさし)を長く差し出して造り、下を通路とするもの。《季 冬》「来る人に灯影ふとある—かな...
がんぎ‐えい【雁木鱝】
1 エイ目ガンギエイ科の海水魚。沿岸海底にすむ。全長約60センチ。体は菱形で扁平。背面は暗褐色に大小の円形の淡色斑紋がある。青森県以南に産し、食用。 2 ガンギエイ科の海水魚の総称。温帯・寒帯に...
がんぎ‐ぐるま【雁木車】
1 積み荷の上げ下ろしに用いる滑車の一。角材の横面をくりぬいて車をはめ込んだもの。綱を通し、高所につるして使用。 2 機械時計の部品で、長い歯をもつ歯車。原動力部と連動し、間欠的な往復運動などを...
がんぎ‐だな【雁木棚】
床の間や書院に設ける棚の一。3枚の棚板を左右から入れ違いに架けたもの。
がんぎ‐だま【雁木玉】
古墳時代の装飾用のガラス玉で、表面にしま模様があるもの。
がんぎ‐ばしご【雁木梯子】
1本の木に踏み段を刻むか、横木を取りつけるかしたはしご。
がんぎ‐やすり【雁木鑢】
金属などを削るのに用いる目の粗いやすり。
がんぎょう【元慶】
《「がんきょう」とも》平安前期、陽成天皇・光孝天皇の時の年号。877年4月16日〜885年2月21日。げんけい。
がん‐ぎょう【願行】
仏語。誓願と修行。誓いを立て、それに応じた修行に努めること。
がんぎょう‐じ【元慶寺】
⇒がんけいじ(元慶寺)