き‐ぜい【亀筮】
「亀卜(きぼく)」に同じ。
き‐ぜつ【気絶】
[名](スル)一時的に意識を失うこと。失神。「ショックのあまり—する」
き‐ぜつ【奇絶】
[名・形動]きわめて珍しいこと。すばらしいこと。また、そのさま。「なある程こりゃ—ですね」〈漱石・坊っちゃん〉
きぜつ‐きょう【奇絶峡】
和歌山県南西部、田辺市を流れる右会津川上流にある峡谷。高尾山(標高606メートル)と三星山(標高549メートル)の山間約2キロメートルにわたり奇岩・巨岩が見られる景勝地。滝上の絶壁に堂本印象派の...
き‐ぜわ【生世話】
「生世話物(もの)」の略。
き‐ぜわし・い【気忙しい】
[形][文]きぜは・し[シク] 1 あれこれと気持ちがせかれて、落ち着いていられない。きぜわしない。「—・い年の瀬」「—・く荷物をまとめる」 2 落ち着きがなく、せっかちである。きぜわしない。「...
きぜわし‐な・い【気忙しない】
[形]《「ない」は接尾語》 1 「気忙しい1」に同じ。「—・く動きまわる」 2 「気忙しい2」に同じ。「—・い性分」
きぜわ‐もの【生世話物】
歌舞伎の世話物のうち、写実的傾向の著しい内容・演出によるもの。文化・文政期(1804〜1830)以降の江戸歌舞伎で発達。生世話狂言。真世話物。
き‐ぜん【気前】
1 生まれつきの性質。気だて。心根(こころね)。「旦那様は誠に誠にいい御器量で御—がよくて」〈滑・早変胸機関〉 2 その場の気分。心持ち。「おや能い—だなう」〈滑・浮世床・二〉
き‐ぜん【喟然】
[ト・タル][文][形動タリ]ため息をつくさま。嘆息するさま。「主人の小野里代議士は—として長嘆息を洩らした」〈魯庵・社会百面相〉