きのう‐の‐よ【昨日の夜】
昨夜。また、地方により、時代によっては、一昨夜をさす。「昨夜(よべ)も、—も、そがあなたの夜も」〈枕・二九二〉
きのうはきょうのものがたり【きのふはけふの物語】
江戸初期の咄本(はなしぼん)。2巻。作者未詳。寛永年間(1624〜1644)の成立か。武将や公卿の逸話、男色などの小咄を収める。
昨日(きのう)は人(ひと)の身(み)今日(きょう)は我(わ)が身(み)
他人にふりかかった災難が、いつ自分にもふりかかるかわからないこと。人の運命の予測しがたいことのたとえ。
きのう‐び【機能美】
建築・工業製品などで、余分な装飾を排してむだのない形態・構造を追求した結果、自然にあらわれる美しさ。
きのう‐ふぜん【機能不全】
物事の本来の働きが不完全になること。何らかの不具合があって、全体としてうまく働かないこと。「取締役会が—に陥る」
きのう‐ぶんり【機能分離】
電力会社の発電部門と送配電部門を分離する発送電分離の形態の一つ。送配電網の所有権は電力会社に残し、ISOなどの独立した組織が送電系統の運用を行う。
きのう‐ほう【帰納法】
帰納的推理による研究法。F=ベーコンが科学的研究法として提唱、のちにJ=S=ミルによって完成された。⇔演繹法。
昨日(きのう)や今日(きょう)
ついこのごろ。最近。昨日今日。
きのう‐ようけん【機能要件】
ソフトウエアや情報システムの開発において定義される機能や動作、および扱うデータの種類や構造についての要件。→非機能要件 →要件定義
きのう‐よご【機能予後】
病気・手術などの経過において、疾患部位の機能が維持できるかどうかの予測。→生命予後