き‐の‐じ【喜の字】
《「喜」の字の草書体「」が「七十七」と読めるところから》77歳のこと。→喜寿(きじゅ)
きのじ‐の‐いわい【喜の字の祝(い)】
喜寿の祝い。喜の祝い。
きのじ‐や【喜の字屋】
江戸吉原の遊郭内の仕出し屋の通称。享保(1716〜1736)のころ、小田原屋喜右衛門が始めたことに由来する名という。「雑煮のあんばいよき、—の名も高く」〈洒・遊子方言〉
き‐の‐せい【気の所為】
実際にはそうでないのに、自分の心の状態が原因でそのように感じられること。「—か、鳥の声がする」
き‐の‐と【乙】
《「木の弟(と)」の意》十干の2番目。おつ。
き‐の‐どく【気の毒】
[名・形動](スル)《もと、自分の気持ちにとって毒になることの意で、「気の薬(くすり)」に対する語》 1 他人の不幸や苦痛などに同情して心を痛めること。また、そのさま。「お—に存じます」「—な境...
きのどく‐せん【気の毒銭】
《価値が低く、使った相手に気の毒な銭の意》一文銭の寛永通宝のこと。
キノ‐ドラマ
《(和)kino+drama》実演の一部に映画をとりいれた演劇。連鎖劇。
き‐の‐はし【木の端】
木の切れ端。転じて、取るに足りないもの。「ただ—などのやうに思ひたるこそ、いといとほしけれ」〈枕・七〉
き‐のばし【気延ばし/気暢ばし】
気晴らし。「—ニ笛ヲ吹ク」〈和英語林集成〉