シキミ‐さん【シキミ酸】
植物体において、芳香族化合物やリグニンの中間体として機能する有機化合物。シキミから見出されたが、多くの植物に見られる。近年、インフルエンザ治療薬オセルタミビル(商品名タミフル)の原料として用いら...
し‐くん【此君】
《「晋書」王徽之伝の、竹を賞して、「何ぞ一日も此の君無かるべけんや」とある故事から》竹のこと。このきみ。
わかやま【和歌山】
近畿地方南部の県。紀伊半島の南西部を占め、奈良・三重県境の間に飛び地をもつ。もとの紀伊国の大部分にあたる。人口100.1万(2010)。 和歌山県北西部の市。県庁所在地。紀ノ川河口部にある。...
またら‐じん【摩多羅神】
天台宗で、常行三昧堂(じょうぎょうざんまいどう)の守護神。また、玄旨帰命壇(げんしきみょうだん)の本尊。最澄・円仁が唐から帰国の際に出現して守護したと伝えられる。 京都市右京区太秦(うずまさ...
まち‐ぎみ【公卿/卿】
《「まうちぎみ」の音変化》「まえつきみ」に同じ。「時に一の—有り、進んで曰く」〈景行紀〉
ま‐くし【真櫛】
櫛の美称。「か黒し髪を—もちここにかき垂れ取り束(つか)ね上げても巻きみ」〈万・三七九一〉
まつよい‐ぐさ【待宵草】
アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。高さ50〜80センチ。茎は直立し、葉は線形で白い脈が目立ち、互生する。夏、黄色い4弁花をつけ、夕方開き、翌朝しぼんで黄赤色になる。南アメリカの原産で、日本には江...
まっ‐こう【抹香/末香】
シキミの葉・皮を粉末にして作った香。仏前の焼香に用いる。古くはジンコウとセンダンとの粉末。
みかど‐まいり【御門参り/朝参り】
朝廷に参ること。参内。参朝。「群卿(まへつきみたち)及び百寮(つかさ)、—することすでにおこたれり」〈舒明紀〉
ぼう【傍】
[常用漢字] [音]ボウ(バウ)(呉) ホウ(ハウ)(漢) [訓]かたわら そば わき 1 そば。かたわら。「傍観・傍訓・傍線・傍聴・傍若無人/近傍・路傍」 2 主たるものから外れること。「傍系...