きんぎんあいえしょうじゅもんふたもの【金銀藍絵松樹文蓋物】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山作の陶器の蓋物。表には図案化された松を金銀を加えて描き、内側には白化粧を施した上に波文を描いている。国指定重要文化財。出光美術館蔵。銹絵(さびえ)染付金銀白彩松...
きんぎん‐か【金銀花】
スイカズラの花。漢方で乾燥したものを解熱・解毒薬に用いる。花が白色から2、3日後に黄色になるところからの名。
きんぎん‐じ【金銀地】
金銀の粉を蒔(ま)き散らして研ぎ出した無地の蒔絵。
きんぎん‐ずく【金銀尽く】
何事も金銭の力で自由にしようとすること。金銭ずく。かねずく。「—にて自由のなる勒(つと)め女」〈浮・禁短気・四〉
きんぎん‐づくり【金銀作り】
金や銀で作ったり飾ったりすること。また、その物。
金銀(きんぎん)は回(まわ)り持(も)ち
「金(かね)は天下の回りもの」に同じ。
金銀(きんぎん)は湧(わ)き物(もの)
金銀は、苦労しないで自然に手に入ることもあるということ。
きんぎん‐ひか【金銀比価】
金と銀との交換比率。銀の価格を1としたとき、それと同一重量の金の価格が示す倍率。比価。
きんぎん‐ふくほんいせいど【金銀複本位制度】
金貨と銀貨を本位貨幣とし、両者の比価を公定し、他の貨幣を補助貨幣とする制度。両本位制度。
きんぎんへいこう‐ほんいせいど【金銀併行本位制度】
金貨と銀貨を本位貨幣とし、両者の比価を公定しない制度。金貨と銀貨の交換比率は金銀の市場価格に従って変動する。