くう‐くう【空空】
[名]仏語。宇宙間の一切の存在はすべて空であり、その空であるという道理自体も空であるということ。 [ト・タル][文][形動タリ] 1 何もないさま。むなしいさま。「—たる蒼穹(そうきゅう)」...
くうくう‐じゃくじゃく【空空寂寂】
《「空寂」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》 [名]仏語。宇宙の有形無形の一切は、その実体・本性が空であって、思惟分別を超えていること。 [ト・タル][文][形動タリ]ひっそりと静まりか...
くうくう‐ばくばく【空空漠漠】
[ト・タル][文][形動タリ]《「空漠」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》限りなく広いさま。また、とりとめのないさま。「大抵は、—とした思考に耽っていたのだが」〈里見弴・今年竹〉