くうき‐よく【空気浴】
1 一定時間、裸になって、空気に肌をさらすこと。 2 容器の中の空気を加熱して、間接的にその中の物質を乾燥させる理化学実験器具。
くうき‐よねつき【空気予熱器】
蒸気ボイラーで、燃焼用に送り込む空気をあらかじめ加熱する装置。燃料の点火を容易にし、燃焼効率を高めるために用いる。加熱にはボイラーから排出される熱を利用。
くうき‐ランプ【空気ランプ】
石油ランプの一種。光を強くする工夫として、空気を取り込む穴をあけ、よく燃焼させるようにしたもの。
くうき‐りきがく【空気力学】
流体力学の一部門。空気の流れと、その中で運動する物体との間の力学的相互作用を研究する学問。航空機との関係が深く、航空力学ともいう。
くうき‐れいきゃく【空気冷却】
⇒空冷(くうれい)
空気(くうき)を読(よ)・む
その場の雰囲気から状況を推察する。特に、その場で自分が何をすべきか、すべきでないかや、相手のして欲しいこと、して欲しくないことを憶測して判断する。→空気2
くう‐ぎょ【空御】
貴人の死ぬことを敬っていう語。「—の事出で来し後」〈吾妻鏡・一九〉
くう‐くう【空空】
[名]仏語。宇宙間の一切の存在はすべて空であり、その空であるという道理自体も空であるということ。 [ト・タル][文][形動タリ] 1 何もないさま。むなしいさま。「—たる蒼穹(そうきゅう)」...
くうくう‐じゃくじゃく【空空寂寂】
《「空寂」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》 [名]仏語。宇宙の有形無形の一切は、その実体・本性が空であって、思惟分別を超えていること。 [ト・タル][文][形動タリ]ひっそりと静まりか...
くうくう‐ばくばく【空空漠漠】
[ト・タル][文][形動タリ]《「空漠」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》限りなく広いさま。また、とりとめのないさま。「大抵は、—とした思考に耽っていたのだが」〈里見弴・今年竹〉