くさかり‐うま【草刈(り)馬】
1 7月7日の朝、真菰(まこも)や藁(わら)で作った馬に草を刈って背負わせ、家まで引いて帰る行事。また、その馬。農馬の安全を祈る。《季 秋》 2 草刈りに用いる駄馬。草刈りの馬。「—の中に強から...
くさかり‐がま【草刈(り)鎌】
草刈り用の鎌。草鎌。《季 夏》
くさかり‐ば【草刈(り)場】
1 田畑の肥料や牛馬の秣(まぐさ)にするための草を刈り取る場所。特に、その目的で農民が共同で使用した草地。 2 (比喩的に)味方に引き込めそうな人の集まり。また、儲ける対象となる人の集まる場所。...
くさ‐かんむり【草冠】
漢字の冠の一。「花」「草」「茜」などの「艹(⺿)」の称。そうこう。
くさ‐がき【草垣】
草が生い茂って垣根のようになったもの。
くさ‐がく・る【草隠る】
[動ラ下二]草の陰になって見えなくなる。「住吉のあさざは水に影みれば空行く月も—・れつつ」〈新千載・秋上〉
くさ‐がくれ【草隠れ】
1 茂った草の陰に隠れること。また、そういう場所。「大木の倒れたのが—に其の幹をあらわしている」〈鏡花・高野聖〉 2 草深い田舎の隠れ家。「かかる—に過ぐし給ひける」〈源・蓬生〉
くさ‐がめ【臭亀/草亀】
1 カメ目ヌマガメ科の爬虫(はちゅう)類。淡水にすみ、甲長約20センチ、暗褐色で首に淡黄色の模様がある。独特の悪臭を出す。北海道を除く日本各地、朝鮮半島・台湾・中国東部に分布。 2 カメムシの別名。
くさ‐がれ【草枯れ】
[名](スル)秋から冬にかけ、寒さなどで草が枯れること。また、その季節。《季 冬》「—に背負籠(しょひかご)背負ひかくれゆく/虚子」
くさ‐き【草木】
草と木。そうもく。