さえずり【囀り】
1 鳥などがしきりに鳴くこと。狭義には、繁殖期の鳥が特別な鳴き方をすること。また、その声。《季 春》「—をこぼさじと抱く大樹かな/立子」→地鳴き 2 舞楽で、舞人が舞いつつ漢文の詞章を朗詠するこ...
さいだい‐じぞくせいさんりょう【最大持続生産量】
生物資源を減少させず、持続的に得られる最大の収量。主にクジラ・魚類などの水産資源に関する漁獲基準の一。漁獲量と自然増との均衡がとれ、総量の減少無しに毎年漁獲可能な最大の量として定義される。持続可...
さか‐くじ【逆公事】
訴えられるはずの者が、訴え出るはずの者を逆に告訴すること。反公事(かえりくじ)。
ざおう‐こくていこうえん【蔵王国定公園】
宮城・山形両県境にまたがる蔵王山を中心とする国定公園。立石寺(りっしゃくじ)や名取川の二口(ふたくち)峡谷などが含まれる。スキー場・温泉が多い。
さか‐つ‐こ【造酒児/造酒童女】
大嘗祭(だいじょうさい)のとき、神に供える御酒(みき)を斎庭(ゆにわ)で醸(かも)す少女。斎田に決められた郡の郡司の未婚の娘から卜定(ぼくじょう)によって選ばれた。
ざいけ‐やく【在家役】
中世、荘園・公領で在家3に課した公事(くじ)。夫役が主であった。
さき‐おととい【一昨昨日】
おとといの前の日。さきおとつい。いっさくさくじつ。
さぎ【鷺】
謡曲。四番目物。帝の命で鷺を捕らえようとした蔵人(くろうど)が「勅諚(ちょくじょう)ぞ」と言うと、鷺は自ら地に伏したので、帝は蔵人と鷺とを五位に叙する。元服前の少年か還暦後の老人が直面(ひためん...
先(さき)を折(お)・る
物事をしはじめようと勢いづいているところをさまたげる。でばなをくじく。
さい‐こく【斎国】
大嘗祭(だいじょうさい)のとき、悠紀殿(ゆきでん)・主基殿(すきでん)に供える饌米(せんまい)を作るために卜定(ぼくじょう)された国。古くは、都の東西から各一国を定めた。