クスコボ【Kuskovo/Кусково】
ロシア連邦の首都モスクワの郊外にある宮殿。クレムリンの南東約10キロメートルに位置する。18世紀にシュレメチェフ伯爵の夏の離宮として建造。広大な庭園の中に、ダンスホールやビリヤード室がある大宮殿...
くす‐さん【樟蚕】
鱗翅(りんし)目ヤママユガ科の昆虫。大形のガで、翅(はね)の開張9〜12センチ。翅は黄褐色、後ろ翅に眼状紋がある。秋、灯火によく飛来する。長毛の生えた幼虫はクリ・クヌギ・クスノキなどの葉を食い、...
くす‐し【薬師】
《「くすりし」の音変化》医者。「—ふりはへて、屠蘇(とうそ)、白散(びゃくさん)、酒くはへてもてきたり」〈土佐〉
くす・し【奇し】
[形シク] 1 神秘的である。「聞きしごとまこと尊く—・しくも神さびをるかこれの水島」〈万・二四五〉 2 宗教上の禁忌などを固く守るさま。神妙である。「物忌(ものい)みし、—・しく忌むやつは、命...
くす‐だま【薬玉】
1 種々の香料を詰めた錦(にしき)の袋に薬草や造花をつけ、長い5色の糸を垂らした飾り物。不浄を払い、邪気を避けるものとして、端午の節句に柱などに飾った。中国の風習が輸入されたもの。くすりの玉。続...
クス‐とう【クス島】
《Kusu Island》シンガポール南部、シンガポール海峡に浮かぶ島。本島から約6キロメートルに位置する。かつて沖合で船が難破した際、中国人とマレー人が亀に助けられたことに感謝し、道教寺院とイ...
クストー【Jacques-Yves Cousteau】
[1911〜1997]フランスの海洋・海中探検家。スキューバの開発、海洋ドキュメンタリー映画の制作、海底居住計画の推進などで知られる。著「沈黙の世界」など。
くす‐どの【薬殿】
内裏の安福殿にあり、侍医や薬生(やくしょう)などが控えていた所。くすりどの。
くす‐ね【薬練/薬煉】
《「くすねり」の略》松脂(まつやに)を油で煮て練りまぜたもの。粘着力が強いので、弓の弦などに塗って補強するのに用いる。「さらば—に練って練りとめておきまらせう」〈虎明狂・松脂〉
くす・ねる
[動ナ下一]こっそり盗み取る。ごまかして自分の物にする。「店の金を—・ねる」