くせ‐づ・く【曲付く】
[動カ四]一風変わった曲節がある。「今様歌は長うて—・いたり」〈枕・二八〇〉
くせ‐なおし【癖直し】
髪を結う前に、熱湯に浸した布などで髪の癖を直すこと。
くせに【癖に】
[接助]《名詞「くせ(癖)」+格助詞「に」から》活用語の連体形および格助詞「の」に付く。非難や不満の気持ちを込めて逆接条件を表す。にもかかわらず。のに。くせして。「弱い—強がりを言う」「本当は好...
癖(くせ)にな・る
悪い習慣や前例になる。「夜更かしが—・る」 [補説]近年、「癖になる味」「この楽しさは癖になる」のように、悪いものに限らない用法も広まっている。
くせ‐の‐せんだい【救世の闡提】
《「闡提」は仏の教えを信じないため成仏できない者の意》仏語。救世観世音菩薩の、大悪不信の者をも救うという大慈悲をいう語。
クセノフォントス‐しゅうどういん【クセノフォントス修道院】
《Moni Xenophontos/Μονή Ξενοφώντος》ギリシャ北部、ハルキディキ半島にある東方正教会の聖地アトス山の修道院。半島西岸の海沿いにあり、要塞のような外観で知られる。10...
クセノン【xenon】
⇒キセノン
くせ‐びと【曲人/癖人】
「曲者(くせもの)」に同じ。「われは出で会ひ参らせぬ—にて候」〈義経記・二〉
くせ‐ぼさつ【救世菩薩】
救世観世音菩薩のこと。
くせ‐まい【曲舞/久世舞】
1 南北朝時代から室町時代に流行した芸能。鼓に合わせて謡いつつ、扇を持って舞ったもの。白拍子舞が母体といわれ、その音曲は謡曲に入って曲(くせ)となった。 2 幸若舞のこと。室町中期以降、幸若舞が...