管(くだ)を以(もっ)て天(てん)を窺(うかが)・う
《「荘子」秋水から》管の穴から天をのぞくように、狭い見識を基準にして、大きな問題について自己流の判断を下すたとえ。管の穴から天(てん)をのぞく。
くだん【件】
《「くだり(件)」の音変化。1、2はふつう「くだんの」の形で用いる》 1 前に述べたこと。例の。くだり。「—の用件で話したい」 2 いつものこと。例のもの。「—の売卜者(うらない)の行灯が」〈鏡...
くだん【九段】
東京都千代田区西部の地名。江戸時代に9層の石段を築いて幕府の御用屋敷を造り、九段屋敷と呼んだところからの名。靖国神社がある。
くだん【九段】
箏曲(そうきょく)の段物の一。九段の調。 生田流・山田流で、「六段」にならって作られた曲。 八橋流で、「六段」とその後半三段を続けて演奏する形式の曲。
くだん‐ざか【九段坂】
東京都千代田区にある坂。靖国神社横を経て神田方面に下る。
くだん・す【下んす】
[動サ特活]《「くださんす」の音変化》 1 「くれる」の意の尊敬語。くださいます。「たばこ火ひとつ—・せ」〈ひとりね・上〉 2 (補助動詞)動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて、「…て...
きゅうだん‐せん【九段線】
《Nine-dotted Line》中国が南シナ海での領有権を主張するため、地図上に独自に設定した9本の境界線。U字型の破線をなし、南シナ海のほぼ全域を囲む。その形から「U字線」「牛の舌」ともよ...
件(くだん)の如(ごと)し
前記の通りである。証文・手紙・公用文書などの末尾に用いるきまり文句。「よって—」