くだっし【下っし】
《「くださる」の命令形「ください」から転じた「くだせえ」の変化した語》 1 相手に物事を請い求める意の尊敬語。ください。「砂糖を思ふさまぶちこんで、一盃(いっぺえ)—」〈滑・浮世風呂・四〉 2 ...
くだっ‐て【下って/降って】
[接]《「くだりて」の音変化》 1 書簡文やあいさつで、自分のことを述べはじめるときに用いて、謙譲の気持ちを表す語。「—小生無事回復いたしましたのでご安心ください」 2 物事を並べるとき、少し価...
クダット【Kudat】
マレーシア、ボルネオ島北東部、サバ州の町。コタキナバルの北約200キロメートルに位置する。1881年、英国領北ボルネオの首都として建設された。同島初のゴルフ場があるほか、ティップオブボルネオと呼...
くた・つ【降つ】
[動タ四]《「くだつ」とも》 1 盛りを過ぎる。衰える。「わが盛りいたく—・ちぬ」〈万・八四七〉 2 日が傾き夕方に近づく。また、夜半が過ぎて明け方へ向かう。「日—・つなへに消(け)ぬべく思ほゆ...
くだつ‐ぼさつ【救脱菩薩】
八大菩薩の第四。病苦・厄難を除く。薬師本願経に説かれている菩薩。
くだ‐ながし【管流し】
伐採した木を谷川に1本ずつ投げ入れて流し送ること。《季 春》
くだ‐の‐ふえ【管の笛/小角】
古代の軍楽器の一。大角(はらのふえ)とともに戦場で用いた、管の形をした小さい笛。くだ。
くだ‐のれん【管暖簾】
適当な長さに切った細い竹やガラス管に糸を通して作った暖簾。
くだは・る【下はる】
[動ラ四]《「くださる」の音変化。近世上方(かみがた)で、侠客(きょうかく)・相撲取りなどが用いた》 1 「下さる1」に同じ。「下んせ、下んせ、—・りませ」〈浄・忠臣講釈〉 2 (補助動詞)動詞...
くだ‐ばしら【管柱】
木造建築で、土台から2階の軒桁(のきげた)までの間で継ぎ足してある柱。→通し柱