くり‐かた【栗形】
刀の鞘(さや)の鯉口(こいぐち)の近くにつけた、栗の実を半切りにした形状のもの。穴があって下げ緒を通す。
くり‐かのこ【栗鹿の子】
求肥(ぎゅうひ)などを小豆のこしあんで包んで丸め、周囲に栗の蜜煮をつけた和菓子。《季 秋》
くり‐カボチャ【栗カボチャ】
⇒西洋カボチャ
くりから【倶利迦羅/倶梨迦羅】
《(梵)Kulikaの音写》「倶利迦羅竜王」の略。
くりから‐おとし【倶利迦羅落(と)し】
1 倶利迦羅竜王が剣に巻きついた形のように、螺旋(らせん)形に回りながら落ちること。 2 源義仲の軍が、平維盛の軍を倶利伽羅谷の谷底へ攻め落としたこと。
くりから‐だに【倶利伽羅谷】
富山県小矢部市、倶利伽羅峠の南斜面の深い谷。
くりから‐とうげ【倶利伽羅峠】
富山・石川の県境にある峠。標高277メートル。源義仲が平維盛の大軍を火牛の計で破った古戦場。
くりから‐ふどうみょうおう【倶利迦羅不動明王】
⇒倶利迦羅竜王
くりから‐みょうおう【倶利迦羅明王】
⇒倶利迦羅竜王
くりから‐もんもん【倶利迦羅紋紋】
背中に彫った倶利迦羅竜王の入れ墨。また、その入れ墨をした人。転じて、入れ墨。