そら‐だき【空薫き/空炷き】
1 前もってたくか別室でたくかして、どこからともなくにおってくるように香をたきくゆらすこと。「簾内より—の香、馥(かうば)しく匂ひ出でぬ」〈今昔・二四・六〉 2 どこからともなくにおってくるよい...
つくり‐こ・む【作り込む/造り込む】
[動マ五(四)] 1 つくって中に入れる。また、中に入れてつくる。「引き出しに仕切りを—・む」 2 手間をかけてつくる。すみずみまで気を配り、念入りにつくる。「—・まれた計画」
シーエヌオー‐サイクル【CNOサイクル】
水素原子核(陽子)4個からヘリウム原子核1個を生成する核融合反応。質量が太陽の2倍程度の主系列星の内部で、中心温度が2×107K以上の場合、主にこの反応が起こる。1937年から1939年にかけて...
かぎょう‐へんかくかつよう【カ行変格活用】
動詞の活用形式の一。語形が、文語では「こ・き・く・くる・くれ・こ(こよ)」、口語では「こ・き・くる・くる・くれ・こい」のように、五十音図カ行のキ・ク・コ三段の音で語形変化する類例のない活用。文語...
ケミカル‐リサイクル【chemical recycle】
《(和)chemical(化学的)+recycle(再利用)》廃棄物に化学的処理を施し、資源として再利用すること。廃プラスチックを化学的に分解して、他のプラスチック製品の原料としたり、ガス化・油...
くるわ‐よう【郭様】
遊里の風俗や様式。また、遊女らしい姿。遊里ふう。「髪の結ひぶり小利口にひっくるくるくる—」〈浄・卯月の紅葉〉
ける【蹴る】
[動カ下一]五(四)段活用「け(蹴)る」に同じ。「その男が尻鼻、血落(あ)ゆばかり必ずけ給へ」〈宇治拾遺・二〉 [補説]本来は、ワ行下二段の「くう」か。またはクヮ行下一段の「くる」とする考えも...
さいせい‐プラスチック【再生プラスチック】
廃棄されたプラスチック製品を再利用して作られるプラスチック。マテリアルリサイクルやケミカルリサイクルによる再利用が行われている。リサイクルプラスチック。再プラ。
サーマル‐リサイクル
《(和)thermal(熱の)+recycle(再利用)》廃棄物を焼却炉で燃やす際、発生する熱を発電や温水などに再利用すること。日本においては、平成18年(2006)の容器包装リサイクル法の改正...
カスケード‐リサイクル【cascade recycling】
使用済みの製品を回収し、品質の低い製品に作り変えるリサイクル手法。上質紙を回収してトイレットペーパーなどの再生紙にすることなどをさす。ダウングレードリサイクル。ダウンリサイクル。