肝(きも)を煎(い)・る
1 心をいら立たせる。やきもきする。「円道様も為右衛門様も定めし—・って居らるるじゃろ」〈露伴・五重塔〉 2 世話をする。取り持つ。「—・ってくれる人のあるのを幸い」〈秋声・爛〉
き‐ぶくれ【着膨れ/着脹れ】
[名](スル)厚着をしてからだがふくれること。「—ラッシュ」《季 冬》「—のおろかなる影曳くを恥づ/万太郎」
きり‐がくれ【霧隠れ】
霧にかくれること。
キュリー【curie】
放射能の旧単位。1キュリーは、1秒間当たりの放射性核種の崩壊数が 3.7×1010 すなわち370億個あるときをいい、ラジウム1グラムの放射能にほぼ相当し、3.7×1010ベクレルに等しい。キュリー...
きん‐けつ【金穴】
1 金を掘り出す鉱坑。 2 資金や費用を出してくれる人。かねづる。 3 金持ち。
かんらく‐きょう【歓楽境】
いろいろな楽しみを提供してくれる所。遊興施設の集まる温泉地や盛り場など。
くださ・る【下さる】
[動ラ五(四)]《動詞「くだされる」(下一)の五段化》 1 「与える」「くれる」の尊敬語。お与えになる。くだされる。「祝電を—・った」 2 (補助動詞)「お」を伴った動詞の連用形、「ご(御)」...
下(くだ)さる物(もの)は夏(なつ)も小袖(こそで)
《「小袖」は絹の綿入れ》人がくれる物は季節外れの物でも何でもありがたくもらったほうがよいということ。また、欲の深いことのたとえ。貰(もら)う物は夏でも小袖。
くせ・む【癖む】
[動マ四]《「くせ(癖)」の動詞化》 1 心がねじける。ひねくれる。「道心の後にも心大いに—・みつつ、普通の人には似ざりけり」〈延慶本平家・二〉 2 普通とは異なる形にする。風変わりにする。「万...
ぎん‐ば・る【銀張る】
[動ラ五(四)] 1 顔の白粉(おしろい)の上に、脂肪が浮き出してきて醜くなる。歌舞伎社会でいう。 2 張り裂けそうにふくれる。「大きなお腹、しかも—・ってござりました」〈浮・銀持気質〉