りょうし‐ビーム【量子ビーム】
光子や中性子やイオンなどを極めて細いビーム状に射出したもの。レーザーやシンクロトロン放射、加速器、原子炉などで生成され、強度やエネルギーが高く、量子論的な波としての性質をもつ。ビームを細く集束し...
りょくいん‐こうか【緑陰効果】
1 街路樹や公園樹などによる緑陰が強い日差しを遮ることで、地表面の温度を低く抑える効果。 2 木々の葉を透過した光がもつ、種子の発芽阻害や休眠誘導を引き起こす効果。種子に含まれるフィトクロムとい...
りょくでい‐せき【緑泥石】
黒雲母(くろうんも)に似た組成をもつ複雑な層状の結晶構造の珪酸塩(けいさんえん)鉱物。単斜晶系。緑色ないし黒緑色で、ガラス光沢または真珠光沢があり、うろこ状・葉片状をなす。低温でできた変成岩、続...
りょく‐はつ【緑髪】
黒くつやのある髪。みどりのくろかみ。みどりのかみ。
りょじん‐やど【旅人宿】
1 旅館。宿屋。はたごや。 2 江戸時代の公事宿(くじやど)の一。馬喰(ばくろう)町小伝馬町組に属するもの。→公事宿
りんさい‐しき【輪栽式】
穀物と根菜類、クローバーなどの飼料作物とを一定順序で輪作する作付け方式。地力を維持することができる。19世紀以降英国ノーフォーク地方で発展。
りん‐じ【綸旨】
《綸言の旨の意。「りんし」とも》 1 天子などの命令。また、その内容。綸命。 2 蔵人(くろうど)が天皇の命を奉じて出す奉書形式の文書。平安中期以後に多く出され、料紙は多く薄墨色の宿紙(しゅくし...
リンドス【Lindos/Λίνδος】
ギリシャ東部、エーゲ海にあるロードス島の東部にある村。白い家々が並ぶ丘の上に、ドリス人によって築かれたアクロポリスがあり、同島における古代三大ポリスの一つとして知られる。紀元前4世紀頃のアテナ神...
リンネル【(フランス)linière】
亜麻の繊維を用いた織物。強くて光沢がある。夏の衣料のほか、ハンカチーフ・テーブルクロスなどに使用。リネン。
リンパ‐せつ【リンパ節】
リンパ管の所々にある粟粒大や大豆大の小器官。網状に結束した構造をもち、リンパ球やマクロファージなどが充満しており、リンパ中の異物・病原菌・毒素などを捕食したり免疫応答を行ったりして生体を防御する...