くわ・し【細し/美し】
[形シク]繊細で美しい。こまやかで美しい。「走り出の宜しき山の出で立ちの—・しき山ぞ」〈万・三三三一〉
くわし・い【詳しい/委しい/精しい】
[形][文]くは・し[シク]《「くわ(細)し」と同語源》 1 細かいところまで注意や調査などがよく行き渡っている。詳細である。「—・い地図」「事情を—・く説明する」 2 細部までよく知っている。...
くわ‐した【鍬下】
荒地を切り開いて田畑にするまでの期間。
くわした‐ねんき【鍬下年季/鍬下年期】
1 江戸時代、開墾中の土地に一定の期間、租税を免除したり軽減したりしたこと。 2 明治の地租改正後、原地価または国が定めた地価に基づいて地租を徴収する一定の期間のこと。
くわしほこちだる‐くに【細戈千足国】
《「くわしほこ」は精巧な武器、「ちだる」は十分備わっている意》日本国の美称。
くわし‐め【美し女/細し女】
美しい女。美人。「賢(さか)し女を有りと聞かして—を有りと聞こして」〈記・上・歌謡〉
くわ‐しゃくとり【桑尺取】
クワエダシャクの幼虫。