くだし‐ぐすり【下し薬】
便通をよくするために飲む薬。通じ薬。下剤。くだし。
くだし‐ぶみ【下文】
上位者が下位者あてに下した公文書。平安時代から中世、院の庁・摂関家・将軍家・政所(まんどころ)などから、それぞれの支配下にある役所や人民などに出された。書き出しに「下(くだす)」の文言がある。
くだ・す【下す/降す】
[動サ五(四)] 1 高いところから低いところへ移す。 ㋐価値・地位などを低くする。「位を—・す」 ㋑流れを利用して、物を下流へ移動させる。「いかだを—・す」 2 中央から地方に派遣する。「使者...
くだ‐ずみ【管炭】
《「くだすみ」とも》茶の湯で、胴炭(どうずみ)に添える管のように細長い切り炭。炉・風炉(ふろ)用で、丸いままの丸管と、縦に割った割り管とがある。
くだ‐たま【管玉】
弥生時代から古墳時代にかけて用いられた装飾用の玉の一種。碧玉(へきぎょく)製で円筒の細長い玉。長さ1〜5センチ。穴に糸を通して多数つなぎ、主に首飾りにする。
くだっし【下っし】
《「くださる」の命令形「ください」から転じた「くだせえ」の変化した語》 1 相手に物事を請い求める意の尊敬語。ください。「砂糖を思ふさまぶちこんで、一盃(いっぺえ)—」〈滑・浮世風呂・四〉 2 ...
くだっ‐て【下って/降って】
[接]《「くだりて」の音変化》 1 書簡文やあいさつで、自分のことを述べはじめるときに用いて、謙譲の気持ちを表す語。「—小生無事回復いたしましたのでご安心ください」 2 物事を並べるとき、少し価...
クダット【Kudat】
マレーシア、ボルネオ島北東部、サバ州の町。コタキナバルの北約200キロメートルに位置する。1881年、英国領北ボルネオの首都として建設された。同島初のゴルフ場があるほか、ティップオブボルネオと呼...
くだつ‐ぼさつ【救脱菩薩】
八大菩薩の第四。病苦・厄難を除く。薬師本願経に説かれている菩薩。
くだ‐ながし【管流し】
伐採した木を谷川に1本ずつ投げ入れて流し送ること。《季 春》