くくり‐もの【括り物】
くくり染め(絞り染め)にしたもの。「巻き染め、むら濃、—など染めたる」〈枕・一五九〉
くくり‐わな【括り罠】
動物が仕掛けに脚を踏み入れるとワイヤーが締まり、捕獲する罠。
くく・る【括る】
[動ラ五(四)] 1 ひもや縄などを掛けて、ばらばらの物を一つにまとめて縛る。束ねる。「古新聞をひもで—・る」 2 ある物に他の物を縛りつける。ひっくくる。「犯人を木に—・る」 3 物事にまとま...
くぐ・る【潜る】
[動ラ五(四)]《古くは「くくる」とも》 1 物の下や狭い間・中を、姿勢を低くして通って向こう側へ出る。また、門やトンネルなどを通り抜ける。「暖簾(のれん)を—・って店に入る」「障害物競走ではし...
ククルビタシン【cucurbitacin】
ウリ科の植物の多くに含まれる苦味物質。トリテルペンに属するステロイドの一種。二重結合の位置などが異なる、多くの異性体がある。
くく・れる【括れる】
[動ラ下一]ひもなどが巻きついて細く締まる。また、ひもなどが食い込んだように筋ができる。「—・れた顎(あご)」
くぐ【莎草/磚子苗】
イヌクグの別名。
く‐ぐ【供具】
神仏に供えるもの。供物(くもつ)。また、供物を供える器具。
くぐ‐せ【屈背/傴僂】
背骨が曲がっていて、のびないこと。〈名義抄〉
くぐつ【裹】
1 クグで編んだ手提げ袋。「潮干(しほかれ)の三津(みつ)の海女の—持ち玉藻(たまも)刈るらむいざ行きて見む」〈万・二九三〉 2 糸・わらなどで編んだ網の袋。「絹綾を糸の—に入れて」〈宇津保・国譲下〉