はぐ・る【逸る】
[動ラ五(四)]「逸(はぐ)れる2」に同じ。「取り—・っては一生にまた出逢うことは覚束(おぼつか)ないなれば」〈露伴・五重塔〉 [動ラ下二]「はぐれる」の文語形。
ねずみ‐せん【鼠銑】
破断面がねずみ色の銑鉄。炭素を黒鉛の状態で多量に含み、鋳造性にすぐれる。
はぐら‐か・す
[動サ五(四)] 1 相手の追及を逃れようとして、話の焦点をぼかしたり、ずらしたりして言いまぎらす。「年を聞いても—・して答えない」「話を—・す」 2 はぐれるようにする。相手に気づかれないよう...
ぬけ・でる【抜け出る/脱け出る】
[動ダ下一] 1 抜けて出る。外へ出る。「布団から—・でる」 2 その場からこっそり外へ出る。抜け出す。「会場から—・でる」 3 他の物よりも高く突き出る。「群衆の中で一人—・でた大男」 4 他...
なぐ・る【殴る/擲る/撲る】
[動ラ五(四)] 1 (こぶしや棒などで)相手を乱暴に強く打つ。「—・る蹴るの暴行」 2 乱暴に物事をする。また、なげやりにする。補助動詞的にも用いる。「書き—・る」「ええ加減に—・って早くしま...
なぐれ
《動詞「なぐれる」の連用形から》 1 横にそれること。「其の拍子に風の—で奴等の上の釣洋灯(つりランプ)がぱっと消えた」〈鏡花・歌行灯〉 2 おちぶれること。身持ちが悪くなること。また、その者。...
ぬきん・でる【抜きん出る/抽んでる/擢んでる】
[動ダ下一][文]ぬきん・づ[ダ下二]《「ぬ(抜)きい(出)ず」の音変化》 1 ひときわ高く出る。「他に—・でた長身」 2 ひときわすぐれる。秀でる。「衆に—・でた才能」 3 選び出す。「成斎は...
アクリル‐が【アクリル画】
《acrylic painting》アクリル樹脂を用いて作った絵の具で描いた絵画。水彩・油彩に比べて速乾性があり、輝度にすぐれる。