けいせいかいふたすじみち【傾城買二筋道】
洒落本。1冊。梅暮里谷峨(うめぼりこくが)作。寛政10年(1798)刊。うぬぼれ者の好男子と誠実な醜男との、遊女に対する二つの態度を対照的に描き、人情本への移行の過程をも示している。
けいせいきんたんき【傾城禁短気】
浮世草子。6巻。江島其磧(えじまきせき)作。正徳元年(1711)八文字屋刊。1巻4話からなる色道論。
けいせい‐ぐるい【傾城狂ひ】
[名](スル) 1 美女の色香に迷うこと。「大酒を飲んで—をするぞ」〈史記抄・高祖本紀・八〉 2 遊女遊びに夢中になること。「人間一生のうちに一たびは—に取り乱さぬといふ事ひとりなし」〈浮・織留・三〉
けいせい‐けん【形成権】
権利者の一方的な意思表示で一定の法律関係を生じさせる私権。取消権・解除権・建物買取請求権など。
けいせい‐げか【形成外科】
身体の奇形や変形を手術によって治療する医学の一分野。障害の治療、事故により変形した顔面の整形、やけどの跡の皮膚移植などを行う。
けいせい‐こうい【形成行為】
権利、権利能力または包括的な法律関係を設定・変更・消滅させる行為。行政庁が行う公務員の任命や公法人の設立など。
けいせい‐さいみん【経世済民】
世を治め、人民を救うこと。経国済民。
けいせい‐しゃけい【痙性斜頸】
首や肩の筋肉が意志とは関係なく収縮し、首が傾いた状態になること。局所性ジストニアの一つ。攣縮性斜頸。頸部ジストニア。
けいせいしゅじゅつひようたんぽ‐とくやく【形成手術費用担保特約】
自動車保険における特約の一つ。人身傷害保険・搭乗者傷害保険の対象事故によるけがの治療後に傷痕が残り、形成外科手術を受けた場合に保険金が支払われるもの。
けいせい‐そう【形成層】
双子葉植物と裸子植物の茎や根にある分裂組織。分裂増殖を続けて内側に木部、外側に篩部(しぶ)を形成し、木本(もくほん)植物では年輪ができる。