穴(けつ)の穴(あな)が小(ちい)さ・い
けちである。また、気が小さくて、度量が狭い。けつの穴が狭い。
けつ‐ばん【結番】
順番を定めて交代で出仕し、宿直(とのい)などの勤務に当たること。けちばん。「三塔に—して…仏に花参らせし者どもなり」〈平家・二〉
けつ‐みゃく【血脈】
1 血管。 2 血のつながり。血すじ。血統。けちみゃく。「源氏の—を伝える一族」 3 ⇒けちみゃく(血脈)2・3 [補説]書名別項。→血脈
けん【慳】
[音]ケン(呉) [訓]おしむ 1 けちけちする。「慳貪(けんどん)・慳吝(けんりん)」 2 いじわるな。むごい。「邪慳」
けん‐どん【慳貪/倹飩】
[名・形動] 1 物惜しみすること。けちで欲深いこと。また、そのさま。「吝嗇で、—で、恥知らずで」〈芥川・地獄変〉 2 思いやりのないこと。じゃけんなこと。また、そのさま。「—な口を聞く」「—...
けん‐りん【倹吝/慳吝】
[名・形動ナリ]欲が深くて、けちであること。また、そのさま。「—の弁」〈中村訳・西国立志編〉
げ‐しゅ【下種】
仏語。信仰の種を人々にうえつけること。仏法にはじめて結縁(けちえん)する段階をいう。
げん‐じょう【厳重】
[名・形動ナリ]《「げんちょう」とも》「げんじゅう(厳重)」に同じ。「神感のおこるを—にして、掲焉(けちえん)も莫大なり」〈曽我・四〉
こう‐けつ【纐纈】
⇒こうけち(纐纈)
こす・い【狡い】
[形][文]こす・し[ク] 1 人を欺いて自分に有利に立ち回るさま。悪賢い。狡猾(こうかつ)である。ずるい。「—・いやり方」 2 けちだ。「年のくれ互ひに—・き銭づかひ/野坡」〈炭俵〉 [派生]...