くらべ‐ぐる・し【比べ苦し】
[形シク] 1 くらべにくい。比較しにくい。「世の中や、ただかくこそとりどりに—・しかるべき」〈源・帚木〉 2 相手になりにくい。つきあいにくい。「院も、—・しう、堪へがたくぞ思ひ聞こえ給ひける...
くらぶ‐やま【暗部山/闇部山】
鞍馬山の古称。くらぶの山。[歌枕]「梅の花にほふ春べは—闇に越ゆれど著(しる)くぞありける」〈古今・春上〉
クラフティ【(フランス)clafouti】
フランス、リムーザン地域の家庭でよく作る菓子。黒サクランボウなどの果物を敷き詰めた上に、クレープ生地を流して焼き、砂糖をふりかける。
くみ‐つけ【組(み)付け】
1 活版印刷で、活字の組版または鉛版を、指定の位置および一定のページ順に印刷機の版面台または版胴に固定すること。 2 機械製品の製造工程で、部品を製品の一部として取り付けること。
くみ【組(み)】
[名]組むこと。組んだもの。 1 二つ以上を取り合わせたひとまとまりのもの。そろい。セット。「テーブルと—になっているソファー」 2 事をともにする人のまとまり。グループ。「四人ずつ—になる」...
グリーン‐かでん【グリーン家電】
環境に負担をかけない家庭用電気製品。特に、エコポイント制度における、統一省エネラベルで星四つの基準を満たすエアコン・テレビ・冷蔵庫のこと。→エコポイント2
くつ‐わ【轡/銜/鑣】
1 《口輪の意》手綱(たづな)をつけるため、馬の口にかませる金具。くつばみ。くくみ。「—をとる」 2 手綱。 3 紋所の名。円形の中に十字を置く。轡の鏡の部分の形をかたどったもの。 4 遊女屋。...
く‐でん【口伝】
1 言葉で伝えること。くちづたえ。 2 師が、学問や技芸の奥義などを弟子に口で伝えて教え授けること。また、その教え。口授(くじゅ)。口訣(くけつ)。 3 奥義を伝えた文書や書物。秘伝書。
沓(くつ)の子(こ)を打(う)・つ
たくさんの人や物がすきまなく立ち並ぶさまをいう。「我も我もと込み入りける程に、—・ったるが如くにて」〈太平記・二九〉
くない‐きょう【宮内卿】
1 律令制における宮内省の長官。 2 明治初期の宮内省の長官。