かん‐じょう【勘定】
[名](スル) 1 物の数量、または金銭を数えること。「売上金の—が合わない」「人員を—する」 2 代金を支払うこと。また、その代金。「—を済まして店を出る」 3 他から受ける作用や、先々生じる...
かん‐じゃ【冠者】
1 元服して冠をつけた少年。転じて、若者。若輩。かじゃ。「その—しかるべき所に宮仕へしける程に」〈今昔・二九・一一〉 2 六位で無官の人。「匡房卿はいまだ無官にて、江—とてありけるを」〈十訓抄・...
かん‐じょう【灌頂】
《(梵)abhiṣecana, abhiṣekaの訳。昔インドで、国王の即位や立太子の儀に、四大海の水をその頭頂に注いだ儀式から》 1 仏語。 ㋐菩薩が仏位に登るとき、法王の職を受ける証として諸...
かん‐がい【菅蓋】
《「かんかい」とも》スゲで作って長柄(ながえ)につけ、背後からさしかける大きいかさ。大嘗祭(だいじょうさい)のとき、悠紀殿(ゆきでん)・主基殿(すきでん)へ行幸する天皇の頭上にさしかけるもの。す...
カント【cant】
《斜面の意》鉄道線路・道路の曲線部における、外側部分と内側部分との高さの差。遠心力で車両が外側に出るのを防ぐために設ける。
かんじょう‐の‐し【灌頂の師】
密教伝法灌頂を受けた他の人に灌頂を授ける資格をもつ僧。また、授ける際の正導師。灌頂の阿闍梨(あじゃり)。
かん‐かん
[副] 1 金属・石などの堅い物がぶつかって出す、高く澄んだ音を表す語。「半鐘の音が—(と)響き渡る」 2 日ざしが強いさま。「真夏の太陽が—(と)照りつける」 3 炭火などが勢いよくおこって...
かん【寒】
1 寒いこと。冬の寒さ。「海辺に—を避ける」⇔暑。 2 二十四節気の小寒と大寒の時期。暦の上で寒の入りから立春までの間。1月6日ごろから2月4日ごろまでの約30日間。「—が明ける」《季 冬》⇔暑。
かんれん‐がいしゃ【関連会社】
資本参加や役員派遣などによって、他の会社から支配を受ける会社のうち、子会社以外の会社。 [補説]会計上の判定基準は、支配する会社が議決権の20パーセント以上を有する状態とされるが、重要な融資や技...
かり‐わく【仮枠】
1 アーチを造るとき、構造を支えるために仮に設ける枠。 2 コンクリートが固まるまで仮に設ける型枠。 3 日本画の制作過程で、絵絹を張る木製の枠。