けんか‐かい【喧嘩買い】
好んでけんかの相手になること。特に、他人のけんかを引き受けること。江戸時代には男だてとされた。「大門際に—と出るもありけり」〈一葉・たけくらべ〉
けん‐かく【剣客】
剣道にすぐれた人。けんきゃく。
けん‐かく【堅確】
[名・形動]しっかりしていて動じないこと。また、そのさま。確固。「—な決意」
けん‐かく【検覈】
[名](スル)《「覈」はしらべる意》厳しく調べること。「世の心性の理を剖析(ぼうせき)—する者」〈逍遥・美とは何ぞや〉
けん‐かく【懸隔】
《古くは「けんがく」とも》 [名](スル) 二つの物事がかけ離れていること。非常に差があること。「世代間の社会意識が—している」 [副]程度のはなはだしいさま。ことのほか。「是は—心やすい」...
けんかくしょうばい【剣客商売】
池波正太郎の時代小説。無外流の剣客、秋山小兵衛とその息子の大治郎が、さまざまな事件を解決していく。昭和47年(1972)発表、昭和48年(1973)第1巻刊行。連載は平成元年(1989)まで続き...
けんか‐ごし【喧嘩腰】
すぐにもけんかを仕掛けそうに、くってかかる態度。「—で掛け合う」
けんか‐し【喧嘩師】
好んでけんかをする者。けんかを商売のようにしている無頼漢。「—ひけとる分隠し」〈浮・五人女・三〉
けんか‐しょくぶつ【顕花植物】
花を咲かせ、実を結び、種子によって繁殖する高等植物。裸子植物と被子植物を含む。種子植物。⇔隠花植物。
喧嘩(けんか)過(す)ぎての棒(ぼう)千切(ちぎ)り
けんかが終わってから棒切れを持ち出すこと。時機に遅れて効果のないことのたとえ。争い果ててのちぎり木。