けんゆう‐しゃ【硯友社】
明治18年(1885)、尾崎紅葉・山田美妙・石橋思案らが結成した文学結社。機関紙「我楽多文庫(がらくたぶんこ)」を発行。巌谷小波(いわやさざなみ)・広津柳浪・川上眉山・泉鏡花・小栗風葉らが前後し...
けん‐よ【肩輿】
肩で担ぐ乗り物の総称。輿(こし)や駕籠(かご)などをいう。「—の中に、沓(くつ)を入れたり」〈折たく柴の記・中〉
けん‐よ【権輿】
1 《「権」は秤(はかり)のおもり、「輿」は車の底の部分の意で、どちらも最初に作る部分であるところから》物事の始まり。事の起こり。発端。「国家の—を穿鑿(せんさく)する」〈逍遥・小説神髄〉 2 ...
けん‐よ【顕誉】
[名](スル)表彰すること。
けん‐よう【見様】
和歌で、対象をありのままに淡々と詠むこと。また、その歌。
けん‐よう【建窯】
中国福建省建陽県にあった陶窯。宋・元代にすぐれた天目茶碗(てんもくぢゃわん)を産出し、建盞(けんさん)とよばれた。
けん‐よう【兼用】
[名](スル) 1 一つのものを二つ以上の用途に使うこと。「晴雨—の傘」 2 一つのものを二人以上で一緒に使うこと。共用。「自転車を兄と—する」
けん‐よう【眷養】
目をかけて養うこと。また、その者。「御辺は未だ私の—にて、公方の御恩をも蒙らねば」〈太平記・一〇〉
けん‐よう【険要】
[名・形動]地勢がけわしくて、敵を防ぐのに都合のよいこと。また、そのような所や、そのさま。「—の(な)地に城を築く」
けん‐よう【顕要】
[名・形動]地位が高くて重要なこと。また、そのさま。「—な(の)職につく」