げんし【元史】
中国の二十四史の一。元の歴史を記したもの。明の宋濂(そうれん)らの撰。1370年成立。本紀47巻、志58巻、表8巻、列伝97巻の全210巻。文字や記述に乱れがあり、1919年に柯劭忞(かしょうび...
げん‐し【元始】
物事のはじめ。おこり。「—女性は太陽であった」〈平塚・青鞜・創刊の辞〉
げん‐し【元巳】
陰暦3月3日の異称。上巳(じょうし)。《季 春》
げん‐し【原始】
1 物事のはじめ。おこり。元始。「—の地球」 2 初期の段階であること。組織・構造などが単純で、未分化・未発達なこと。「—キリスト教」 3 自然のままで、人為の加えられていないこと。「—の森林」
げん‐し【原姿】
文献などの、もとのすがた。
げん‐し【原子】
1 物質の基本的構成単位で、化学元素としての特性を失わない、最小の微粒子。原子核とそれを取り巻く1個または複数個の電子からなり、大きさは約1億分の1センチ。 2 「原子核」「原子力」「原子爆弾」...
げん‐し【原糸】
織物を織る場合、または、撚糸(ねんし)を作る場合に、もとになる糸。
げん‐し【原紙】
1 謄写版などの原版に用いる、蝋(ろう)引きの薄い紙。「—を切る」 2 コウゾの皮を原料にしてすいた、堅くて厚い紙。蚕卵紙(さんらんし)に用いる。
げん‐し【原詩】
原作の詩。翻訳や改作などの、もとになる詩。
げん‐し【原資】
1 資金源。もとで。 2 財政投融資にあてられる資金。