げんし‐きみょうだん【玄旨帰命壇】
中世の天台宗で行われた秘法。摩多羅(またら)神を本尊として、秘密裏に師から弟子に奥義を口伝するもの。のち真言宗の一派立川流の影響を受け、愛欲貪財の邪教と化し、江戸中期に禁圧された。
げんし‐きゅうこうぶんせき【原子吸光分析】
試料を加熱し、気体状態にした原子に光を当て、その原子による吸収スペクトルを調べることで、試料に含まれる原子の定量的な分析を行う手法。原子吸光法。AAS(atomic absorption spe...
げんし‐きゅうこうほう【原子吸光法】
⇒原子吸光分析
げんし‐きょうさんせい【原始共産制】
階級分化の行われる以前の原始社会に存在したと推定される社会体制。血縁関係を基礎に土地や生産手段を共有し、共同で生産・分配・消費を行うもの。
げんし‐きょうどうたい【原始共同体】
原始社会における血縁・地縁を中心にした単純な共同体。
げんし‐ぎんが【原始銀河】
形成の初期段階にある銀河。ビッグバン後の宇宙の初期において、ガスなどの密度の高い領域が自己重力で収縮し、星形成が始まったばかりの銀河を指す。大量の大質量星が短期間に誕生し、非常に明るく輝いている...
げんし‐くうこう【原子空孔】
⇒空格子点
げんし‐ぐも【原子雲】
核兵器が空中爆発したときに生じるきのこ形の雲。きのこ雲。
げんし‐さい【元始祭】
1月3日に宮中三殿で行われる天皇の親祭。皇位の元始を祝うもので、第二次大戦までは国の大祭とされた。
げんし‐さんぎょう【原始産業】
1 原始時代に行われた産業。狩猟・漁業や、初期の牧畜・農業など。 2 天然資源の発掘・獲得を目的とする産業。農業・漁業・鉱業など。