げんぶん‐いっち【言文一致】
話し言葉に近い形で文章を書くこと。→言文一致運動
げんぶんいっち‐うんどう【言文一致運動】
言文一致により、思想・感情を自由・的確に表現するための文体革新運動。明治初期に起こり、二葉亭四迷・山田美妙・尾崎紅葉らが各自の作品に試みてからしだいに普及し、現在の口語文に至る。
げんぶんいっち‐たい【言文一致体】
言文一致の文体。話し言葉に近い形で書かれた文体。
げんぶん‐きんぎん【元文金銀】
江戸幕府が元文元年(1736)から発行した金貨と銀貨。裏面に「文」の字の極印があり、文字(ぶんじ)金銀ともいう。古文字金銀。真文字金銀。
げん‐ぷ【原譜】
編曲などをする前の、もとの楽譜。
げん‐ぷ【厳父】
1 きびしい父。厳格な父。 2 他人の父を敬っていう語。
げん‐ぷう【厳封】
[名](スル)厳重に封をすること。
げん‐ぷく【元服】
[名](スル)《「げんぶく」とも》 1 奈良時代以降、男子が成人になったことを示す儀式。ふつう、11〜16歳の間に行われ、髪を結い、服を改め、堂上家以上は冠、地下(じげ)では冠の代わりに烏帽子(...
げんぷく‐おとり【元服劣り】
元服して髪を結い上げると、以前に比べて容姿が劣って見えること。あげおとり。「御—の、ことのほかにせさせ給ひにしをや」〈大鏡・兼家〉
げんぷく‐おや【元服親】
⇒烏帽子親(えぼしおや)