こう‐かん【後勘】
1 後日に受けるとがめ。「—を恐れる」 2 将来のことまでよく考えること。
こう‐かん【後患】
後日のうれい。あとになって起こるわずらわしい事柄。「—の根を断つ」
こう‐かん【後漢】
中国、五代の一国。947年、後晋の劉知遠(りゅうちえん)(高祖)が建国。都は汴京(べんけい)(開封)。950年、後周に滅ぼされた。ごかん。
こう‐かん【皇漢】
皇国と漢土。日本と中国。
こう‐かん【校勘】
[名](スル)古典などの複数の写本や刊本を比較検討して、本文の異同を明らかにしたり正したりすること。「諸本を—して定本を作る」
こう‐かん【浩瀚】
[名・形動] 1 書物の多くあるさま。「—な蔵書」 2 書物の巻数やページ数の多いさま。「仏教に関する—な著述」
こう‐かん【降鑒】
[名](スル)神霊が天上から下界の人間を見守ること。「我が皇祖の霊や天より—し」〈田口・日本開化小史〉
こう‐かん【高官】
地位の高い官職。また、その官職にある人。「政府の—」「高位—」
こう‐かん【黄巻】
《昔、中国で、紙に虫がつくのを防ぐため、黄蘗(おうばく)の葉で紙を黄色に染めたところから》書物のこと。
こう‐かん【槓杆/槓桿】
1 「梃子(てこ)1」に同じ。 2 銃の遊底(ゆうてい)を操作するための握り。 3 一方の端を構造体に固定した梁(はり)や肱木(ひじき)。