こう‐かく【行客】
道を行く人。旅人。「昨日は岐(ちまた)を過ぎ、今日は門にやすらふ—の」〈太平記・一一〉
こう‐かく【岬角】
1 みさき。さき。「船艦突如として山東—を掠(かす)め」〈独歩・愛弟通信〉 2 仙骨底の前縁にある前方に張り出した部分。仙骨岬角。 3 中耳の鼓室の内側壁にある、蝸牛管(かぎゅうかん)の回転によ...
こう‐かく【狎客】
1 なじみの客。「僕の様な—になると苦沙弥は兎角粗略にしたがっていかん」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 たいこもち。幇間(ほうかん)。
こう‐かく【後覚】
1 「後学(こうがく)1」に同じ。⇔先覚。 2 《「こうがく」とも》「後学2」に同じ。「おぬしたちの—になることだ」〈滑・浮世風呂・四〉
こう‐かく【降格】
[名](スル)階級や地位などが下がること。また、下げること。格下げ。「平社員に—する」⇔昇格。
こう‐かく【高角】
地平面とのなす角度の大きいこと。仰角(ぎょうかく)が大きいこと。
こう‐かく【高閣】
1 高くてりっぱな建物。「—層楼」 2 高い所に設けた棚。
こう‐かく【磽确/墝埆】
《慣用読みで「ぎょうかく」とも》 [名・形動]小石などが多く、地味がやせた土地。また、そのようなさま。「固より痩土—にして耕作に便ならざれば」〈新聞雑誌五一〉
[ト・タル][文][形動タリ]...
こう‐かく【後角】
1 脊髄の灰白質のうち、後方の部分。感覚神経の細胞体が集まっている。脊髄後角。後柱。 2 左右の大脳半球にある側脳室のうち、後頭葉の内側にある部分。側脳室後角。
口角(こうかく)泡(あわ)を飛(と)ば・す
興奮して口からつばきを飛ばす。激しく議論するさまにいう。