こう‐じ【好事】
1 よいこと。喜ばしいこと。 2 よい行い。 3 ⇒こうず(好事)
こう‐じ【好餌】
1 よいえさ。人を誘惑するのに都合のよい手段や材料。香餌(こうじ)。「—に釣られる」 2 欲望の犠牲などになりやすいもの。格好のえじき。「批評家の—となる」
こう‐じ【垢膩】
あかやあぶらなどのよごれ。「領(えり)や肘(ひじ)はいつも—に汚れている」〈鴎外・魚玄機〉
こう‐じ【後事】
あとの事。将来の事。また、特に、死んだあとの事。「親友に—を託す」
こう‐じ【柑子】
《「かんじ」の音変化》 1 ミカン科の小高木。果実は濃い黄色で、酸味が強い。日本で古くから栽培され、現在は山陰地方から北陸地方にみられる。こうじみかん。《季 実=秋 花=夏》「仏壇の—を落す鼠か...
こう‐じ【香餌】
味やにおいのよいえさ。多く、人を誘い寄せるようなうまい話などにいう。好餌。
こう‐じ【高次】
[名・形動] 1 次元の高いこと。程度や水準の高いこと。また、そのさま。「人間におけるよりもさらに—なキリストの愛」⇔低次。 2 数学で、次数が高いこと。ふつう、三次以上をいう。
こう‐じ【勘事】
《「かんじ」の音変化》 1 とがめて遠ざけること。また、不興を買って、遠ざけられること。「年月の—なりとも、今日の参りには許されなむ」〈かげろふ・中〉 2 拷問。「はりつけて、七十度の—を経けれ...
こうじ【康治】
平安後期、近衛天皇の時の年号。1142年4月28日〜1144年2月23日。
こう‐じ【硬磁】
純粘土の素地に長石質の釉(うわぐすり)を施して焼いた磁器。透明度が少ないが、色白、堅牢(けんろう)で、洋食器などに用いる。硬質磁器。