こう‐とう【荒唐】
[名・形動]《「荒」も「唐」も大きく、広い意》言うことに根拠がなく、とりとめのないこと。また、そのさま。「斯(かか)る—無責任なる言議は等閑に附しがたければ」〈魯庵・社会百面相〉
こう‐とう【降等】
[名](スル)旧日本陸海軍の懲罰の一で、階級を1階級下げること。「以前上等兵であって一等兵に—された木谷は」〈野間・真空地帯〉
こう‐とう【香頭/鴨頭】
吸い物に入れるユズの皮などの薬味。こうと。 [補説]「鴨頭」は「鴨(アフ)」を「カフ」と誤読した当て字。
こう‐とう【高等】
[名・形動] 1 程度・等級・品位などが高いこと。また、そのさま。高級。「—な技術」「—な教育」 2 同種のものの中で、進化の度合いが高いこと。また、そのさま。「—な動物」⇔下等。
こう‐とう【高踏】
俗な気持ちを捨てて、気高く身を処すること。「—の遺風あるを慕うて」〈織田訳・花柳春話〉
こう‐とう【高騰/昂騰】
[名](スル)物価などがひどく上がること。騰貴。「地価が—する」
こうとう‐えん【喉頭炎】
喉頭の炎症。しわがれ声・のどの痛み・異物感・せきなどの症状がある。喉頭カタル。
こうとう‐おん【喉頭音】
⇒声門音(せいもんおん)
こうとう‐か【高等科】
1 初等科・中等科に対し、さらに程度の高い課程。 2 旧制の尋常高等小学校で、高等小学校に相当する教育を行った課程。 3 旧制の7年制高等学校の後期3年間の課程。 4 旧制の国民学校の、初等科に...
こうとう‐かいなんしんぱんちょう【高等海難審判庁】
海難審判の第二審を担当した、海難審判庁の中央機関。その裁決に不服のある者は東京高等裁判所に出訴できた。平成20年(2008)10月の海難審判所設置に伴い廃止された。