こうば‐ぶぎょう【貢馬奉行】
室町幕府の職名。毎年正月5日、諸国からの貢馬を将軍から朝廷へ献納するのに先立ち、将軍が内覧を行う儀式の総指揮を執った。
こう‐ばり【勾張り/甲張り】
1 家などが傾いたり倒れたりするのを防ぐためにあてがう材木。つっかい棒。 2 掘った穴の土留めの板が倒れないようにあてがう材木。 3 かばいだて。あと押し。「あんまり母があいだてない、—が強うて...
勾張(こうば)り強(つよ)くして家(いえ)を倒(たお)す
家が倒れないようにあてがった材木が強すぎて、逆に家を押し倒す。助けとなるものが強すぎて、かえって悪い結果を招くことのたとえ。
こう‐ばん【交番】
[名](スル) 1 交替で番に当たること。また、役割・位置などが入れ替わること。「世代—」 2 警察署の下部機構で、町の要所に設けられた警察官の詰め所。平成6年(1994)の警察法改正で派出所の...
こう‐ばん【香盤】
1 「香炉(こうろ)」に同じ。 2 演劇で、出演する俳優の名と配役とを出し物の各場面ごとに書いた表。 3 劇場の観客席の座席表。図板(ずいた)。
こう‐ばん【降板】
[名](スル) 1 野球で、投手が交替させられてマウンドを降りること。⇔登板。 2 担当していた役割を辞めること。「病気のために人気番組の司会を—する」「—した女優の代役が決まる」⇔登板。
こう‐ばん【皓礬】
硫酸亜鉛の七水和物のこと。
こう‐ばん【絞盤】
⇒キャプスタン
こう‐ばん【鋼板】
《「こうはん」とも》圧延機にかけて板状に引き延ばした鋼鉄。厚さ3ミリ以上を厚板、3ミリ未満を薄板という。
こうばん‐おうりょく【交番応力】
部材の内部で、大きさが等しく向きが反対の応力が、交互に作用するときの応力。