あだし‐ごころ【徒し心】
浮気な心。あだごころ。「君をおきて—を我が持たば末の松山波もこえなむ」〈古今・東歌〉
アバカン【Abakan/Абакан】
ロシア連邦中部、ハカシア共和国の首都。旧称ウスチアバカンスコエ。1931年より現名称になった。シベリア南部、エニセイ川とアバカン川の合流点に位置する。17世紀後半に築かれた砦(とりで)に起源する...
あま‐つ‐そら【天つ空】
1 大空。天上の世界。また、手の届かない遠い所。「ひさかたの—にも住まなくに人はよそにぞ思ふべらなる」〈古今・恋五〉 2 皇居。宮中。また、天皇。「言の葉を—まで聞こえあげ」〈古今・雑体〉 3 ...
あま‐みや【尼宮】
出家して仏門に入った皇女。「故朱雀院の、とりわきてこの—の御事をば聞こえおかせ給ひしかば」〈源・宿木〉
あも【母】
「はは」をいう上代語。おも。「—にこそ聞こえずあらめ」〈雄略記・歌謡〉
あや‐にく【生憎】
《感動詞「あや」+形容詞「にくし」の語幹から》 [副]意に反して不都合なことが起こるさま。あいにく。「—眼が冴えて昨夕よりは却って寝苦しかった」〈漱石・それから〉
[形動ナリ]目の前の事柄が...
あり‐がお【有り顔】
いかにも何かがありそうな顔つきやようす。もっともらしい態度。「うつくしうおはすと、—に聞こえなして」〈栄花・衣の珠〉
アルタイ‐の‐ゴールデンマウンテン
《Zolotïe gory Altaya/Золотые горы Алтая》中国・モンゴル・ロシア連邦にまたがるアルタイ山脈のロシア領内の一部地域。アルタイ自然保護区とテレツコエ湖、カトゥン...
アレクサンドル‐きゅうでん【アレクサンドル宮殿】
《Aleksandrovskiy dvorets/Александровский дворец》ロシア連邦北西部、レニングラード州のかつてのロシア皇帝の避暑地ツァールスコエセローにある新古典主義...
いい‐きか・せる【言(い)聞かせる】
[動サ下一][文]いひきか・す[サ下二] 1 よくわかるように教え諭(さと)す。説教する。「事の理非をこんこんと—・せる」 2 話して聞かせる。「なま憎げなる言葉ども—・せつつ、時々聞こえけり」...