諫鼓(かんこ)苔(こけ)生(む)す
君主の善政により諫鼓を鳴らす必要がなくて苔(こけ)が生えるほど、世の中がよく治まっているたとえ。
かくそう‐こうたい【核相交代】
生物の生活史に、核相が単相である個体と複相である個体とが交互に現れる現象。シダやコケなどでは世代交代と一致している。核相交番。
か・せる【痂せる/悴せる】
[動サ下一][文]か・す[サ下二] 1 できものや傷の表面が乾く。「傷口が—・せる」 2 かぶれる。「漆に—・せる」 3 生気を失って、やせこける。「—・セタ人」〈日葡〉
か‐こん【仮根】
シダ類の前葉体やコケ類・藻類にみられる根に似た器官。水分を吸収し、体を固着する役をするが、維管束植物のような通道組織はない。→シダ植物
かねこ【金子】
姓氏の一。 [補説]「金子」姓の人物金子薫園(かねこくんえん)金子堅太郎(かねこけんたろう)金子修介(かねこしゅうすけ)金子兜太(かねことうた)金子(かねこ)みすゞ金子光晴(かねこみつはる)金子...
か‐ひ【花被】
萼(がく)と花びらの総称。また、その区別がつかないときの両者の呼称で、チューリップ・ヤマユリなどにみられる。コケ植物では、造卵器を保護する袋状の器官をいう。花蓋(かがい)。
かのこ‐あみ【鹿の子編み】
棒針編みの一。表編みと裏編みを上下左右ともに交互にして凹凸を出す方法。また、その編み地。苔(こけ)編み。
じゃ‐ごけ【蛇苔】
ジャゴケ科のコケ植物。長さ約10センチ。表面に六角形の区画模様があり、蛇のうろこに似る。雌雄異株。
しょう‐けんみ【小検見】
⇒こけみ(小検見)
わ‐むし【輪虫】
ワムシ綱の袋形動物の総称。淡水中に多いが、コケや湿った土中にもすむ。体長は2ミリ以下と微小。体の上端は冠状で繊毛があり、後端は細く尾状になるものが多い。繊毛で回転するように遊泳する。くるまむし。